2011年07月02日
ジープの機能美展2011
ご無沙汰しております。
ちょっと前になりますが「ジープの機能美展」に行ってきました。
ヨンク好きにはもちろん、ミリタリーファンにも有名な軍用車をアートの観点から見る展示会です。
CCV誌のころから入間市博物館で毎年行われヨンクファンには有名なイベントですが、ウイリスジープやランドローバーなど普段なかなか見ることができない軍用車が目の前にズラリと並ぶためミリタリーファンにこそ楽しめるイベントだと思います。

会場はALITこと入間市博物館。関越道入間ICよりすぐ。
会場には10台ほどのミリタリービークルや派生モデルなどジープを起源とするオフロードマシンが並んでます。
元祖ジープ! Willys Overland社のMB。言わすと知れた第2次大戦で大活躍したジープ。
当時の資料写真。アメリカ軍がテストする初期型モデル。
超有名なSAS。このカットしたグリルをマネるジープオーナーもたくさんいましたね。
ジープのカスタムモデル。ストレッチボディの兵員輸送車。
こちらもカスタムモデル。後付けのハードトップが付けてあります。
超レア車! TOYOTA製の"Jeep BJ"。後にパテントの問題によりJeepの名がなくなり、BJシリーズはランクルへ発展しました。所有はオートジャンクション。
ドイツ軍マニアが欲しがるテッケンクラート。これはSATマガジンでおなじみのカマド社さんの車両。数年前からレギュラーで展示。
タミヤのプラモデルの箱絵を描かれている佐藤元信さんのテッケンクラートのイラストも展示されていました。これはカマド社の社長さんの依頼で描いたもののようです。
戦時中の写真? 映画「プライベートライアン」でもブイブイ走ってましたね。
資料本の展示もあり実際手に取って見ることもできました。これは大塚康生さんが戦後から描きためたイラスト集です。16歳とは思えない緻密な機械描写がすばらしいです。超レア本です。以前うちの編集部にもありました。この写実的な描写がジブリ作品でも見て取れますね。
水陸両用車のフォードGPAの資料写真です。

N氏が製作したスケールモデルも多数展示。主にウイリスジープですがいろいろな車両をリアルに仕上げています。

英国のヨンクと言えばこれ。ランドローバー・シリーズIII。
まだまだ展示車、展示物はたくさんありますがとりあえずこんなところで。ミリタリーフリークならずともメカニカルむき出しの実用車はかっこいいです。「機能美展」という名の通り、軍用車には機械的な美しさがあります。この辺りはレーシングカーも同じですね。
毎年夏に行われる(昨年から6月開催)ジープの機能美展。ミリファンなら行っておくべきイベントだと強く推奨します!
では、またノシ
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