2010年02月06日

ライトウエイトラックサックのデコレート

前回の銃のテストも放置したままですが、そろそろ気にかかることがあります。
暖かくなってくるとベトナムイベントの季節になります。
4月のベトベト、5~7月くらいにあるパトスプロジェクトのゲーム、MVG(内容未定)そして秋べトと続きます。
月1回のサバゲを基準としても実に1/3がナムイベントです。


で、今回のお題は、前回のベトベト参戦後に入手したライトウエイトラックサックのデコレーションを考えたいと思います。
素体のままシンプルに運用するのもいいですが、やっぱりビギナーらしくw飾ってみたい。




かなり安かったんですが、大きな欠損があるわけでもなく買い得でした。
モノはおそらく後期型で状態は中の上くらいかな・・。
おそらくというのはコントラクトスタンプがほとんど見えず、解読できないので正確な年式は不明orz



(左)フラップにはUSスタンプがありますが、かなり薄くなっていてうっすらとしか見えません。
(中)シェルフを追加することで弾薬箱やプリックを搭載することも可能。これもやりたいな。
(右)横向きのストラップが上下に2本あることから後期型と思われる。



ライトウエイトラックサック・・・・入手も困難ですが、運用はもっと困難です。
大容量かつ、フリースタイルの搭載方法がセンスを問われるからです。
これは現在のMOLLE装備にも通じるところですね。
まぁ、これらの規格が発展したうえでのMOLLEでもあるわけですけど。
しかし、個人の裁量というのが“らしさ”を表現するうえでもっとも難しいところ。
自分が戦場に行った気になって考えろ! とはよく言われることですが
実際当時のアイテムがわからないとそうもいきません。
それに、マニアならではの“アリ” “ナシ”の基準も知る必要があります。
なので今回はテキストを用意しての考察にします。


まずはネットで拾ったミリフォト(?)から


左はミリフォトだと思うのですが画像がよくないため詳細はわかりません。
特殊部隊でしょうか、かなりガッツリ積んでいますね。
ともにエントレンチングツールを携帯しています。
右の絵はスカスカ感があるのでもう少し“盛りたい”ですw



それでは・・・


【登山ソルジャーが実戦でレクチャー】
ハンバーガーヒルに見るライトウエイトラックサック運用術w

ということで、参考にしたいのがこの映画。ご存知ベトナム戦争映画の金字塔「ハンバーガーヒル」です。
変換するとよく「ハンバーガー昼」って出て、忙しいサラリーマンみたいですが
ベトナム映画ではダントツ、ライトウエイトの露出の多い映画です。
内容は割愛しますが、1969年5月のアパッチ・スノー作戦に従事した101空挺師団の壮絶な物語です。
出てくるライトウエイトラックサックは2本ストラップの後期型です。
詳細は詳しくありませんが、1969年というと後期型でいいのでしょうか?
だいたい1968年以降にマイチェンされた装備品も多いのでそのためでしょうか。
われわれもやはり101ではありませんが、1968年~の装備を中心としておりますので後期型でもOKなのです。
(部隊によっては早期撤退したところもあるようで設定によってはNGという話も・・・奥が深いです)



Hamburger Hill (1987)




ではいきましょう。

まずこれ。
休息中のシーンに放置されたラックサック。
矢印のところに2本のストラップがあります。
よく言われているマイナーチェンジはこうです。
初期型はストラップ1本で金具が溶接されています。
中期型では溶接がリベットに変更され、後期型ではストラップが増やされました。
これ以外は知りませんw

上段のストラップに1QTのキャンティーンが2個付いてますね。
使いすぎなのか、フレームのOD塗装がはがれてピッカピカです。


次に新兵が補充されたシーン(だったっけ?)
何も外には付けていないプレーンな運用方法。
ラックサックはかなりの大容量なのでこれでも十分なわけです。


そういえばバーチカルストラップがセンターの1本だけみたいですが
これがデフォ? それとも意味があるのでしょうか?



続いてライフルマンの戦闘中のシーン
このタイプの運用方法がこの映画で一番多い。
軍事アドバイザーもこの作戦従事者だということで
かなりリアリティはあると思うのですが101で流行ってたのでしょうか?


トップに1QTキャンティーンをセットして、その下にフィールドバック&ポンチョ。
ラックサックは下段にあり、この映画ではほぼ全員が下派。
山登りのため重心は低いほうがいいのでしょうか?



ドクが負傷者を手当てしているシーン。


上段のストラップにフィールドバックを固定し
その下にポンチョを縛り付けている。
1QTキャンティーンは割りと雑に括り付けられ
レーション缶がソックスに入れられぶら下がっている。


               ■

全体を通してラックサックはよく映っているのですが、なんせ動きのある作品なので
追いきれないのが残念なところ。
結論的には「フィールドバックをライトウエイトに付けろ」ということがわかりましたw
今回の研究(?)をベースにかっこいい(実用にかっこ良さを求めるとはw)運用を
目指したいと思います。
この作品ではあまり小物が使われていない気がしたので、その辺も要研究です。
ちょっとハンバーガーヒルはストイックすぎる作品なので
ベトナム戦争特有の兵士たちの“ゆるさ”があまり見られません。

今年一年はライトウエイトと格闘する年にしたいですw


あ、M60直さないと・・・・orz


では、ノシ




( ゚д゚ )彡コッチミンナ








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Posted by Saga  at 22:21 │Comments(3)ベトナム

この記事へのコメント
私もゲームではLWRは好んで活用します。
で、話のネタになるのはその盛り方ですよね?特殊から一般までLWRは使用されていたので、その再現する幅は広いです。
特殊でしたらもっさり盛るのは実用的ではありませんからコンパクトに盛るのがベストですね。逆に一般はどんなに盛っても取り合えず見てくれで良いのでは?私の場合はとにかく盛ります!Mプレイなのは充分承知ですが、エンピとマチェットは外せませんね~。重量がハンパありません。

参考までにどうぞ。失礼しました。
Posted by 通りすがり・・・ at 2010年02月07日 00:04
通りすがり・・・様
こんばんわ。
アドバイスありがとうございます。
マチェットですか! 
このご時世なかなか取り扱いの難しいアイテムですね。
シースだけでも結構しますしねぇ。
うらやましいです。
自分もエントレンチはセットするつもりです。
自然にカッコよくそれらしく盛ってみます!
Posted by SagaSaga at 2010年02月07日 01:31
研究熱心ですね!見習いたい。

ラングイーリーのフレームはピッカピカ!
Posted by チョーヨーイ! at 2010年04月09日 22:35
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