2014年11月02日
次世代 M4 Carbine(M920)カスタム
世の中にラインナップされているM4のトイガンはほぼすべてがM4A1ですよね。
いつも米陸軍コスメインで遊んでいるため、フルオートができるM4A1(M921)より、3点バーストモデルのM4(M920)がどうしても再現したくて次世代電動ガンでM920を作ってみました。
ここ最近、米陸軍でもM4A1の配備が進んでいるなんて話が出ています。確かに2012年以降はM4A1の購入・配備もあり、一部の部隊で使用されている事実はありますが、現在進行中のM4 PIP (Product Improvement Program)によって、2020年までに50万挺のM4 CarbineをM4A1に改修しているようなので、その数からいってもやはり多くはM4(M920)であることは間違いないのです。
イラク/アフガン戦争における米陸軍のM4 Carbineは、一部の部隊を除いてほとんどがM920であると言えます。
次世代M4 Carbine(M920)の製作
次世代M4を作るにあたって、以下のものをテーマとしました。
【1】ロアレシーバーの刻印(M4 CARBINE/BURSTへ)
【2】3点バーストショット
【3】リアル化
【1】ロアレシーバーの刻印
刻印の書き換えは、もちろん鈴友さんに依頼しました。変更したのは、レシーバー左のメイン部分を「M4 CARBINE」「パーソナルナンバーのシリアル」、レシーバー左右のセレクター表記をAUTOから「BURST」に変更。レシーバー右側の「TOKYO MARUI MADE IN JAPAN」を除去。
そして塗装はセラコートです。ここはお金させ出せばかんたんにできますね。ちなみに以上のメニューで2万5000円くらいでした。うーんPRICELESS!



鈴友で加工されたロアレシーバー。フォントは特に指定や参考を提示していなかったが、ロールマークの「M」が内巻きになった個性的な書体。COLT DEFENCE刻印かCOLT Mfg.か迷ったものの、予算の面と"旧は新を兼ねる理論"でそのままCOLT Mfgにしてあります。さすがに古いかな…?

AR15.comでアップされたM4 Carbineのロールマーク。
【2】3点バーストショット
刻印がBURSTでも、実際はフルオートのままなんてのはナシ。ここ最近の電子デバイスのリリースラッシュは目を見張るものがあります。様々な電子トリガーが登場していて、電子制御で任意のバーストショットが可能になっています。配線にかませるタイプのものから、メカボ内のスイッチASSYと取り替えるものまで、選択に迷うほど。今回選んだのはBig-Outさんの「DTM」。バーストは3ショットに設定しておきます。セミオートのトリガーのキレもよく、セミオートでのトリガーロックも発生しないため、ゲームには最高。何より、身近なショップがリリースしているということもあり、アフターサポートは万全。実際、マイナートラブルが何度かあって相談したのですが本当に親切に対応してくれました。

トリガーはフェザータッチでセミオート連射が可能。もちろんDTMを入れた最大の意味は「3点バースト」の導入。
【3】リアル化
リアル化と漠然とした内容では、よくわかりませんが、まぁなるべく実銃のそれに近づけてみようという小細工です。
アッパーレシーバーの色
まずは、ロアレシーバーがセラコートで塗装された反面、残されたアッパーレシーバーをちょっとそれっぽく。実銃では様々な色がありますが、焼けたようなうっすらと赤みを帯びたアッパーを目にする事があります。手元の実RASや横田基地でみた実銃M4 Carbineにならってうっすらと赤を吹いてみます。



横田基地の友好祭2014で撮影させてもらったM4。ロアレシーバーとは異なり真っ赤になったアッパーレシーバー。


薄く赤を吹いて再現してみるも、やりすぎない程度でとどめる。角度によっては結構赤く見えるのでよしとします。
チャージングハンドルでボルトリリースをライブ化
次世代M4を最大限に生かすため、チャージングハンドルでボルトストップ(通電カット)を解除する仕組みを作りました。残弾0でカラ撃ち防止の疑似ボルトストップが実装されている次世代M4。再装填後のリリースはレシーバー左側のリリースボタンを押すしかなかったのですが、これをチャージングハンドルを引く事で解除できるようにしました。実際、兵士で使う人もいますし、シューターのリロードタイムも変わらないようです。両方使えるに越した事はないですし、結構これが楽しいものです。
大変見苦しいムービーで申し訳ないですが、作動も良好です、実際ゲームで使ってもチャーハンばっかり引いてしまいます。
You Tubeで再生




ここまでやって、やっと完成といったところでしょうか。特殊部隊以外の米軍コスならぜひとも3バーストのM4が欲しいですよね。刻印書き換え、バーストデバイスもひと昔前からは考えられないほど手軽になりました。若干費用はかかりますが、トレポンを導入することを考えれば十分お手頃な1挺といえるでしょう。
それではまた、ノシ
いつも米陸軍コスメインで遊んでいるため、フルオートができるM4A1(M921)より、3点バーストモデルのM4(M920)がどうしても再現したくて次世代電動ガンでM920を作ってみました。
ここ最近、米陸軍でもM4A1の配備が進んでいるなんて話が出ています。確かに2012年以降はM4A1の購入・配備もあり、一部の部隊で使用されている事実はありますが、現在進行中のM4 PIP (Product Improvement Program)によって、2020年までに50万挺のM4 CarbineをM4A1に改修しているようなので、その数からいってもやはり多くはM4(M920)であることは間違いないのです。
イラク/アフガン戦争における米陸軍のM4 Carbineは、一部の部隊を除いてほとんどがM920であると言えます。
次世代M4 Carbine(M920)の製作
次世代M4を作るにあたって、以下のものをテーマとしました。
【1】ロアレシーバーの刻印(M4 CARBINE/BURSTへ)
【2】3点バーストショット
【3】リアル化
【1】ロアレシーバーの刻印
刻印の書き換えは、もちろん鈴友さんに依頼しました。変更したのは、レシーバー左のメイン部分を「M4 CARBINE」「パーソナルナンバーのシリアル」、レシーバー左右のセレクター表記をAUTOから「BURST」に変更。レシーバー右側の「TOKYO MARUI MADE IN JAPAN」を除去。
そして塗装はセラコートです。ここはお金させ出せばかんたんにできますね。ちなみに以上のメニューで2万5000円くらいでした。うーんPRICELESS!
鈴友で加工されたロアレシーバー。フォントは特に指定や参考を提示していなかったが、ロールマークの「M」が内巻きになった個性的な書体。COLT DEFENCE刻印かCOLT Mfg.か迷ったものの、予算の面と"旧は新を兼ねる理論"でそのままCOLT Mfgにしてあります。さすがに古いかな…?

AR15.comでアップされたM4 Carbineのロールマーク。
【2】3点バーストショット
刻印がBURSTでも、実際はフルオートのままなんてのはナシ。ここ最近の電子デバイスのリリースラッシュは目を見張るものがあります。様々な電子トリガーが登場していて、電子制御で任意のバーストショットが可能になっています。配線にかませるタイプのものから、メカボ内のスイッチASSYと取り替えるものまで、選択に迷うほど。今回選んだのはBig-Outさんの「DTM」。バーストは3ショットに設定しておきます。セミオートのトリガーのキレもよく、セミオートでのトリガーロックも発生しないため、ゲームには最高。何より、身近なショップがリリースしているということもあり、アフターサポートは万全。実際、マイナートラブルが何度かあって相談したのですが本当に親切に対応してくれました。

トリガーはフェザータッチでセミオート連射が可能。もちろんDTMを入れた最大の意味は「3点バースト」の導入。
【3】リアル化
リアル化と漠然とした内容では、よくわかりませんが、まぁなるべく実銃のそれに近づけてみようという小細工です。
アッパーレシーバーの色
まずは、ロアレシーバーがセラコートで塗装された反面、残されたアッパーレシーバーをちょっとそれっぽく。実銃では様々な色がありますが、焼けたようなうっすらと赤みを帯びたアッパーを目にする事があります。手元の実RASや横田基地でみた実銃M4 Carbineにならってうっすらと赤を吹いてみます。



横田基地の友好祭2014で撮影させてもらったM4。ロアレシーバーとは異なり真っ赤になったアッパーレシーバー。


薄く赤を吹いて再現してみるも、やりすぎない程度でとどめる。角度によっては結構赤く見えるのでよしとします。
チャージングハンドルでボルトリリースをライブ化
次世代M4を最大限に生かすため、チャージングハンドルでボルトストップ(通電カット)を解除する仕組みを作りました。残弾0でカラ撃ち防止の疑似ボルトストップが実装されている次世代M4。再装填後のリリースはレシーバー左側のリリースボタンを押すしかなかったのですが、これをチャージングハンドルを引く事で解除できるようにしました。実際、兵士で使う人もいますし、シューターのリロードタイムも変わらないようです。両方使えるに越した事はないですし、結構これが楽しいものです。
大変見苦しいムービーで申し訳ないですが、作動も良好です、実際ゲームで使ってもチャーハンばっかり引いてしまいます。
You Tubeで再生




ここまでやって、やっと完成といったところでしょうか。特殊部隊以外の米軍コスならぜひとも3バーストのM4が欲しいですよね。刻印書き換え、バーストデバイスもひと昔前からは考えられないほど手軽になりました。若干費用はかかりますが、トレポンを導入することを考えれば十分お手頃な1挺といえるでしょう。
それではまた、ノシ
いかにもな官給品カスタムでカッコいいですね!
動画拝見させていただきましたがトリガーのキレはもとよりチャーハンでのリリースは憧れます\(//∇//)\
コメントありがとうございます。
既製品や加工依頼の部分は何の苦労もないので、この銃の最大のポイントはやっぱりチャーハンです。
興味を持っていただいてうれしいです。
やっぱりチャーハンでのボルトリリースはカッコいいですね、動作もスムーズで感動しました。
この加工ですが、やっぱりチャージングハンドルにボルトストップリンク(とでも言うのでしょうか)を押し下げるための機構を取り付けたのでしょうか?
また見た目もいいですね、動作と相まって実物っぽさが出てて素晴らしいです!!
コメントありがとうございます。
お褒めいただきありがとうございます。
チャージングハンドルのライブ化は誰しも考えますよね。
ご想像の機構とは少々異なると思いますが、そう難しい加工ではありません。
自慢の一挺になりました。
よろしければ詳しい機構と加工方法を教えていただけないでしょうか|ω・)
詳しい内容は伏せさていただきますが、ヒントとしてはセカンドカットオフとチャーハンを直接つなぐやり方です。