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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年01月24日

M14EBR-RI



M14EBRはもう説明の必要がないほど有名な銃ですね。それでありながら、実はあまり詳しいことは知られてなかたったりします(自分だけかも知れませんがw)。「旧来のM14を7.62mmのパワーを生かして、CQBやロングレンジでの運用を目的に再度スポットライトが当たり、レイルシステムなどの近代的装備を与えた銃」そんな認識でしょう。独特な形状のシャシーシステムにテレスコピックストックなど、これまでにないスタイルでガンマニアから注目されてる銃ですね。
もちろん自分も大好きな銃ですが、意外とその実情は知らないという、ちょっと残念な感じだったので少し調べてみました。そしてWEのガスブロをベースにして米陸軍仕様のM14EBR-RIを製作しましたので、紹介してみたいと思います。その前に、まずEBRとはなんぞや?と知ってるようで知らないヒストリーをwikiから見てみましょう。いろいろ間違えてたらゴメンなさいorz

EBRはM14バトルライフルのひとつの形状で、当初米国Special Operations Command(例:米国海軍SEALs、デルタフォース、ODAなど)に向け造られました。プランニングの段階では、EBRはM4カービンよりロングレンジを射撃するマークスマンライフルの役割と近接戦闘CQBの両方の役割を遂行するよう造られています。2010年以降は、米陸軍はアフガニスタンに展開している1つの歩兵小隊につき2丁の M14EBR-RIライフルを配備しています。Sage International社以外のストックを用いた同コンセプトの銃もいくつかありますが、やはり多くはSage社のものです。Sage社はストックの供給のみで、組み立て製造はTACOMによるもの。

HISTORY of EBR
Mark 14 EBR Mod.0は、2000年にNavy SEALsがよりコンパクトなM14バトルライフルを要請したところから開発が始まった。開発を依頼されたマイク・ロック ライフルバレル社は、2001年当時、U.S. SOCOMによりMark 14 EBRを製造するためにSOPMOD conference(特殊作戦用装備会議)に参加するよう依頼されていた唯一のバレルメーカー。Mark 14 EBRへの要求は軽量なアルミニウム製シャシーで、折りたたみストックを持ち、光学機器を搭載するレイルシステムを持つことだった。マイク・ロック ライフルバレル社はこのニューライフルを作り出すために、エンジニアのJim Ribordyの協力を得て開発を進める。彼らのテストは良好な結果を残したが、過度のノイズの問題が発生していた。
2003年にはロン・スミスと彼のスミス・エンタープライズ社が独自のM14EBR(Mark 14 Mod 0 type SEI)を開発。ミディアムヘビーウェイトの18インチバレルを用いたもので、マイク・ロック社とJim Ribordyが製造したものより良好な結果を残した。
その後、スミス・エンタープライズ社のMk.14は、海軍のクレーン研究所とスプリングフィールド・アーモリー社が共同でMk.14EBR Mod.0を製造するための基準となった。2004年に、Navy SEALsにMk.14EBRが最初に配備され、アメリカ沿岸警備隊がそれに続いた。
米陸軍では現在M14EBR-RIが配備されている。M14EBR-RIは、ベーシックなEBRにイリノイ州ロックアイランド・アーセナルの"TACOM Life Cycle Management Command(TACOMライフサイクル管理部)"がアップデートしたモデルで2010年の中頃までに5000挺が配備されている。また米陸軍では、スミス・エンタープライズがEBR-RIをベースにナショナルマッチへグレードアップしたM14EBR-RI NMを少数配備されている。



Mark 14 EBR Mod.0

【M14EBR-RI】
Years Built:2008
Builder:Rock Island Armory – TACOM
Quantity Built:6200
Chassis:Sage M14ALCS
Color:Black
Pistol Grip:Sage M14ERGO
Hand Guard:Black Full
Vertical Fore Grip:Sage M14VFG
Butt Stock:Sage M14ALCS-BS
Selector Switch/Lock:Lock
Barrel:USGI 22" Std.
Flash Hider:USGI (NM)
Optic:Leupold Mk 4 3.5-10x
Scope Rings:Leupold 61049
Scope Mount:Sage M14DCSB
Bipod:Harris 1A2-L
Bipod Adapter:KAC 98060
Magazine Count:6

M14EBR-RIの特徴
M14EBR-RIは、米陸軍に配備されている陸軍仕様のEBR。ピストルグリップはソフトラバーのハイグリップ加工されたSage ERGOグリップが装着されていて、操作性の向上が見られています。もっとも特徴的なものはオプティクスマウントで、Sage純正のEBR専用マウントのM14DCSBが用いられています。それに搭載されるのは、Leupold Mk.4 3.5-10×スコープ。スコープリングも専用品が使われています。バイポッドはハリスの1A2-Lロングタイプが標準装備されています。

M14EBR in Action

2005年のミリフォト。EBR-RIではありませんが、EBRの写真ではもっとも有名な1枚です。Sage M14DCSB支給前には、M14/M1A汎用のGlobal Defense Initiatives社のスコープマウントベースG1-0SMが使用されています。
"Spc. Ronald Turner provides overwatch protection from atop a hill while other members of his platoon search a village in Mianashin, Afghanistan Oct. 1"



2006年のイラクでの写真。EBR-RI以前のSageストック純正のままで使われています。スコープマウントもおそらくM14/M1A汎用G1-0SM。グリップもSage純正です。イラク戦ならこのスタイルですね。


一般的なM14EBR-RIです。ここではバーティカルフォアグリップが使われていません。


こちらはバーティカルフォアグリップの使用例。


めずらしくERGOグリップが見える写真です。キルフラッシュがカッコいいですね。








トイガンでの再現
米陸軍仕様のEBRは、トイガンで販売されているごく一般的な仕様かと思われがちですが、実は米陸軍向けの専用パーツが多く、米陸軍のコスをするならトイガンをそのままいわゆる箱出しで使うことは避けたいところです。2008年以降はM14EBR-RIが配備されているため、とくにOCP採用以降の米陸軍では、いかに古いものが継続使用の可能性があるといってもSage純正のスコープマウントを用いないスタイルはミリフォトでも確認できません。トイガンでの再現は、レプリカパーツもある程度手に入るので不可能ではありませんが、M14DCSBスコープマウントの入手が困難で、さらにこのM14DCSBの有無が絶対的にEBR-RIイメージを作り上げるため、ERGOグリップとともに必須だと言えるでしょう。
またセレクターはセミオートに限定されるため、よく見るT型のセレクターは使用されていません。セレクティブファイヤは特殊部隊向けの一部のMk14なのでセレクターロックは米陸軍・海兵隊のM14全般に言えることでしょう。フォアグリップは、専用のバーティカルフォアグリップがマストです。ハンドガード下に取付ける小さなレイルアタッチメントもあり、任意にバーティカルフォアグリップを取付けることもできますが、やはり使用例は純正のグリップがほとんどです。ナイツ・アーマメント社のグリップと形状は似ていますが全くの別物です。バイポッドアダプターまですべてのパーツが指定されているので、こだわってみたいところです。

ということで、WEのガスブロのEBRストックとM14でM14EBR-RIを再現してみました。




WEのガスブロをベースにM14EBR-RI仕様に。


ピストルグリップは、Sage M14ERGO。ソフトラバーがしっかりグリップして握り心地はとても良いです。これなくしてはEBR-RIは語れない大切なパーツの1つ。


何より陸軍仕様のEBR-RIにとって大切なSage M14DCSB (Detachable Cantilevered Sight Base) 。エジェクションポートを跨ぐように取り付けます。スコープはパチLeupord Mk4。スコープリングも当然専用品がありモデル指定がされています。レプリカもあります。小さなパーツですがスチール製でかなり重いです。


これも実物Sage M14VFG。直接シャシー部にネジ込んで取り付けます。中心を通る固定ネジとオフセットされた回転止めピンが特徴。頑丈な素材でかなり丈夫。似ていますがKACのものとは異なります。ここの小レイルのオプションを付けて汎用VFGも使用するケースもありますが、純正VFGがあるのでほとんど見ません。


ハンドガードは、WEの場合側面の↓のところをボルトで固定するタイプです。しかし、EBR-RIではハンドガードの下からネジ止めするので、穴をパテ埋めして加工。シボ塗装をすれば、穴あった形跡はまったく見られなくなります。


EBR-RIはセミオート固定。T型のセレクターは使用せず、このセレクターロックでセレクターを固定します。台湾のメーカーが一時レプリカを作っていましたが今は絶版。


バレルには、M14のストック固定具の代わりに装着するシルバーのリングが装着されています。WEにはないので、近いもので自作代用します。


ストックの刻印はSage社のもの。初期のストックにはないようですが、最近のものにはこの刻印があります。この辺りもIOTVやOCPなどの最新装備をする場合には気をつけたいところです。




以上のようにM14EBRは、トイガンでも人気の機種で多数のメーカーからモデルアップされていますが、どれもMod 0かMod 1の違いはあれどバレル長の違いやバットストックの違い程度で他はほぼ同じ仕様です。なので実際のEBRとはディテールが結構違います。
ヒストリカルゲームやリエナクトでEBRを運用する場合はよく調べた方がいいですね。とくにこのM14EBR-RIは、米陸軍で運用されているため、特殊部隊のようにそこまで自由なパーツチョイスもしませんし、特徴的な官給品がそのまま多く使われているため、個性的なスタイルになります。

さて、次はG&Pの電動版も作ってみたいと思います。 ノシ







  

Posted by Saga  at 15:09Comments(0)M14 EBR

2011年04月07日

M39 EMR Pod-Loc装着

どうも、こんにちは!
Kart製M14EBRを、海兵隊バージョンであるM39EMR風に仕上げています。今回はそのディテールアップのためにPod-Locを装着しました。このPod-Locはハリスのスイング付きバイポッド「シリーズS」に装着するパーツで、スイング機能をロックして射撃姿勢を固定するパーツです。本来シリーズSはスイングの強弱を調整するボルトが付いていますが、これをハンドルに換えてより高い操作性と確実なロックを行うことができるようになります。

Pod-Locは海兵隊のマークスマンライフルによく見られるパーツで、これがあるだけで海兵隊っぽさがいくぶん増すと思います。M39EMRだけでなく、M16A4を狙撃銃にモディファイしたSAM-Rにも装着しているのが確認できます。



実銃M39EMRに装着されたハリスのシリーズS。射撃を安定させるためバイポッドにオプションパーツのPod-Locが取り付けられている。メーカーはKMWでTerry Crossさんという方が考案されたようです。


wikiでおなじみのフォト。海兵隊員がSAM-Rを構えている。バイポッドにはPod-Locが装着されているのがわかる。


Pod-Locにはハンドルとスペーサーで構成されている。いろいろなバリエーションがあるようで、モデルチェンジされた太いものもあるようです。単純なパーツですが、シューターには愛好者が多くなくてはならないもののようです。海兵隊の写真にはこの形状が確認できたのでこのモデルにしました。つか、メタルかと思ったら樹脂でした。安いわけだw


ハンドルにあるネジを外すとスプリングとラッチが出てきます。通常はハンドルを回転させロックボルトを回しますが、ハンドルを引っ張ればラチェットがフリーになるのでハンドルの位置を調整できます。


取り付けたのはハリスタイプの、おそらくD-boy製のパチバイポッド。実物に忠実なコピーなので構成パーツが同じです。ということで装着は可能です。



スイング調整のボルトを外して、そこのネジに取り付けるだけのかんたん装着。くるくる回していたらすぐ外れましたが、(実物など)場合によってはインチのソケットレンチが必要な場合もあるようです。


装着前後の比較。


商品のパッケージに貼ってあった取り付け手順のシール。難しくはないのですが、こちらでとても親切に紹介されてます。


電動ガンに取り付けたPod-Loc付きバイポッド。いい感じです。実際の操作性も上々でなるほどこれは使いやすいと感じます。


さて、こんな雰囲気になりました。スコープはさすがにレプリカがないのでマネできませんが、そこそこ感じが出てきたと思います。


まるっとコピーするにはまだまだで、ロングバレルかサプレッサーかまだ迷うところですが「結構ぽくね?」と自己完結してます。マークスマンライフルっぽい飛距離で遊びたいのでちょっと流速にしました。「スナイパーライフル系だけ流速おっけ」にすれば1Jレギュの中でも差別化できるし、ボルトアクションとセミオンリーならそんなに不快感もないかな。
このEMR風はもう少しいじります。

では、ノシ






  


Posted by Saga  at 19:59Comments(0)M14 EBR

2011年03月05日

M39 EMR



M39EMRとか言ってますが、KartのM14EBRです。気持ちの問題ですw
昨年末のVISIONで行われた海兵祭りのとき中古で購入したEBRをなんとかしようと思ってでっち上げました。KartのEBRは2丁目なので1つはArmy仕様、そしてこれを海兵装備でも使えるようM39EMR風に仕上げました。

M39 EMR




M39EMRとはM14(M1A?)をベースとしたマークスマンライフルで、Enhanced Marksman Rifle(エンハンスド・マークスマン・ライフル)といいます。かんたんに言えばM14EBRの海兵隊バージョンってことです。同じくM14のマークスマンライフルDMRと同等の位置づけです。陸軍と同じものを嫌う海兵隊らしく名前とちょっと仕様を変えただけという感じですね。出てくる画像ではストックがシルバーかゴールドに近いチタンカラーなところも特徴的です。
ARMYのEBRとの違いは、同じSage社のシャシーながらテレスコピックストックのリコイルパッドにやや厚みがあるのと、POD-LOC付きのハリスバイポットやM40A3用のスコープM8541 Scout Sniper Day Scope (SSDS)が装備されているところでしょうか。使用弾薬は7.62x51mm NATOでEBRと同じ。というかもう他はほとんど同じです。
wikiによるとDMRに代わって採用されたEMRは2010年8月に順次引き上げると発表されたようです。M110SSAS(セミオートスナイパーシステム)の有効性が高く、Mk11スナイパーライフル同様にM39 EMRの引き上げも決定しているそうです。





M110

M39 EMRはM110に追いやられてしまい2008年の採用からわずか3年でお払い箱となるようです。



電動ガン Kart M14 EBRをM39EMR風に改造
で、Kartの電動ガンにやったことと言えばシャシーが元々シルバーであったことを活かして、ハンドガードをよく見かけるTANに変え、マルイのSOCOMベースだったためショートアウターにサプレッサーを組み合わせました。できることならトップレールもシルバーにするのもいいかも知れませんがチャンスがあればやってみようかなと。
ハンドガードのカラーは塗装はせずに必殺の染めQ! これが予想以上の出来ですばらしいものとなりました。若干濃いかも知れませんが許容範囲でしょう。ハンドガードを固定するステーは折れていたのでこれをスチールで作り直し、タップを切ってます。これでどんなにネジってもビクともしない、以前のKart EBRからは想像も付かない剛性を得られました。
スコープ、バイポッドはありもので形を作りますがサプレッサーがあるおかげでだいぶ印象が変わりますね。



3500円で購入したKart製M14EBRです。


SOCOMベースにモディファイされていたものをロングバレルに変えようと思いましたが、ガスブロックの形状が合わなかったので断念。代わりにサプレッサーを付けました。


バッテリー収納スペースのハンドガードステーが破損していたので、スチールで再製作。フロント側の段を付けるのがちょっとだけ大変でしたが、上出来だと思います。リア側はスペーサーを用いてかさ上げしておきます。


ステーに段を付けないとリポしかバッテリーが入りません。段を付けることで純正と同じスペースができリフェが使えます。ステーの厚みは3mmのスチール製。どんなにこじってもホントにびくともしません。KartのEBRでハンドガードの剛性に不満がある方は作り直しをおすすめします。


ハンドガードの固定はこのような化粧ネジを使います。化粧ネジの内側の段をハンドガードの穴の大きさに合わせて削ります。ドリルのチャックに挟んでヤスリを当てて辛抱強く削ります。ステーの3か所にM4のタップを切って化粧ネジを締め込みます。手で脱着ができるのでバッテリー交換にレンチを使わなくて済むのがグッドです。穴とネジに遊びがまったくないので完全に固定できました!


ダミーAN/PEQ-15を載っけて完成したM39 EMR風です。スコープはM3タイプが載ってますが本来M8541 Scout Sniper Day Scope (SSDS)が搭載されるようです。


MTVとEMRで海兵隊装備をしてみました。

肝心の射撃性能ですがまあいろいろやりまして、これまでの最高クラスの精度が出てます。こんなにスコープのセンターに吸い込まれて行く弾道はいままでなかったかも知れません。といってもマルイのM14とか次世代ならわりと普通なんですけどねorz しかし、初速が控えめなことと、相変わらずのフロントヘビーなのでゲームではあまり活躍できませんでした。加えてMTVがプレートなしでも重い。フィールド内でも休憩ばかりしてました。

個人的にはかなり完成度の高い一丁になったと思います。結局やったことと言えば調整とステー製作と染めQだけっていうw
では・・ノシ



Yahoo! Auctions【M14 EBR】関連


  


Posted by Saga  at 22:26Comments(8)M14 EBR

2010年09月13日

M14 EBR with ForeGrip




みんな大好きM14 EBR第2弾です。
今回はEBRにフォアグリップを装着してみました。ミリフォトなんかでもフォアグリップの付いたEBRを見ますがどうやってついているのかよくわかりません。専用のがあるのか、個人カスタムなのか不明です。でもあの重量を取り回すにはあった方が断然有利なのでがんばって付けちゃいます。
使ったフォアグリップはナイツタイプのフツウのやつです。これはレイル対応のため取り付けるにはレイルが必要となります。そのため、グリップの前にレイルを増設しなければなりません。
KartのEBRはハンドガードをM4ビスで3カ所留めているだけなので普通に使っていてもギシギシしてます。これでグリップを付けるとテコでこじることになりヘタをすると破損しかねません。結構危険ですw 
まず素材の準備です。ハンドガードに付けるアンダーレイルは赤風呂の中古売り場で購入。確か600円くらい。なんかのマウントベースのようですが、普通の20mmレイルです。フォアグリップも同じく赤風呂で買いました。マルイ純正などズラリと並んだ中古フォアグリップの中にキラリと光るナイツのロゴ! 1個だけあったので即ゲット! 早速作業開始です。

バーチカルフォアグリップの取り付け

フォアグリップはナイツタイプを使用。ベーシックなカタチでとても使いやすく好きです。どっかのパチナイツでロゴはそれっぽいのですが、刻印が「KNICHT'S ARMAMENT」です。「G」が「C」になってますw 使用キズのようにちょっと引っ掻いたら分からなくなりましたw


穴の位置を合わせて3カ所ドリルで穴を空けます。その後、六角ボルトの頭が埋まるようにややネジ穴を拡大します。真ん中へんに見えるのが固定する軸。見ての通り非常に華奢です。



レイルには何かの銃に取り付ける用に穴が空いていますが、EBRには合わないので不要な穴はパテで埋め、3カ所穴を空け直しました。グリップが干渉しないようボルトの頭が埋まるようにしておきます。長さも15cmくらいにカットして塗装して仕上げ。写真では手で回せるネジ頭ですがちゃんとするときは六角ボルトを使います。バッテリーインでいちいち工具を使うのは面倒ですが仕方ありません。

フォアグリップはやっぱり便利ですね。6kgもある重量が4.5kgくらいに感じますw 取り回しも楽になりますし何よりカッコイイw ただし、先ほども言いましたように強度に不安が残るので、過度の負荷をかけるのは危険です。ハンドガードは細くて柔い金属に固定してあるだけなのでこれが折れたら補修が面倒なことになります。というかステンかなんかで作っちゃった方がいいかも。

ボルトエクステンションの取り付け
もうひとつやってみたのが、ライラクスから出ているボルトエクステンションの取り付けです。これはM14のボルトをホールドできるパーツでコッキングとボルトリリースができるようになります。ボルトリリースがライブになるのはなかなかグッド! ダメダメパーツばかりのライラクスの中でも数少ないまともなアイテムだと思います。コッキング、リリースでガシャコンガシャコン遊ぶと楽しいです。一応破損防止のゴムクッションが付いてますがあまり効果がないようなw むしろメインパーツよりこのクッションの方が取り付けが面倒ですw


コッキング状態でレバーが止まります。リリースボタンを押すことでボルトが前進するギミックが楽しめるパーツです。ハンドルの色がちょっと違うのはここだけマルイのM14用だからです。


リリースボタンはオリジナルと形状は変わりません。構造は単純で突起が内側に入り込みダミーボルトを引っかけるようになっています。一度見れば純正加工でも作れます。面倒ですがw



以前買ったMIL-SPECマガジンの表紙の兵士が持つEBRにもフォアグリップが付いてます。IOTVとEBRでこの兵士の装備を再現できますね。中にも同じ写真が載ってますがキャプションではフォアグリップには触れていませんでした。ごく当たり前なのでしょうかね?


これで自分的にはEBRの完成といった感じですね。ブローバック化はかなりハードルが高いので、もうチャレンジすることはたぶんないと思いますw あとは刻印の入ったレシーバーに交換するくらいでしょうか。マルイのを持ってますがちょっと手を入れちゃったんで使ってません。フィールドでもめっきりEBRを見なくなりました。持ってくるのも重いのでみんなしまったままなんでしょうね。

近々このEBRを2年ぶりにゲームに連れていきたいと思いますw ・・・では、ノシ









  


Posted by Saga  at 03:38Comments(3)M14 EBR

2010年09月12日

Kart M14 EBRのマルイ化




みんな大好きM14 EBRです。
旧来のM14にSAGE社のレイルドストックをコンバージョンしたもので、イラクやアフガニスタンで再注目されたマークスマンライフルです。

エアソフトでもいろいろなメーカーからリリースされていてハイエンドのG&Pから格安のKartまでさまざま。そして私Sagaのは当然Kart製ですw
購入したのは実に登場初期の2年ちょい前くらい。もちろんヘヴィーウエイトの刻印なしバージョンですw
以前は、血気盛んにブローバック化を目論み、無理矢理成功を見たのですが耐久性はほぼ0で数十発でアボンしてました。それから改良も面倒になり、状況も変わって放置すること2年w 久しぶりに稼動域まで復帰いたしました。いやー、でもロータリーボルトのブローバックは迫力満点。壊れるわけですw いまならガスブロで楽しめるので電動は弾撃ち機でいいですねw

さて、KartのEBRですが、そのブローバック化に伴いメカボは切り刻んでメッタメタのギッタギタで破棄してしまいましたのでマルイのを使います。メカボはオクでスイッチ周りのパーツは赤風呂で見つけるたびにEBR復活を夢見てちょいちょいと買いそろえておいたものを使いました。チャンバーもマルイ、バレルはサードパーティの何かのバレルです。
保管中にKartのフロントサイトが折れたので、マルイのアウターバレルとフロントサイトを赤風呂で見つけたので交換します。

2年放置していたにも関わらず、組み立ては昨日のことのようにサクサクできました。M14は難しいなんてことはまったくありません。むしろ変な中華M4の方がよっぽど難しいですね。もうね、ネジとか全然なくてほぼ総取っ替えしてます。

Kart製にマルイチャンバー、マルイメカボ、カスタムバレルを組んで初速は90m/s前後という安心セッティングにしてあります。


メカボは黒色が特徴的なマルイのメカボです。もちろん内部パーツもマルイ。Kartの流用が効かないノズル、タペットプレートは別途購入しました。モーターハウジングはKart製、モーターはマルイのEG1000です。セーフティ側の導通関係は省略します。


とりあえずこの状態で試射をしてテストをします。チャンバーをマルイに換えているので、給弾のマッチングがやや心配でしたがなんの問題もなく撃てました。給弾、気密とものオールグリーン! フル・セミも快調そのものです。


初速はこんなもので安定です。


あと、適当に2年間保管していたため、気がついたらフロントサイトが折れてました。上の白くなっているところがもげた跡です。なんかくやいのでたまたま赤風呂にあったフロントサイトとアウターバレルを購入して交換しました。ただちょっと折れただけなのに5000円近くの出費でした・・・。マルイのアウターバレルには回転留めのスリットが掘られていて若干Kartとは異なります。


上がマルイのアウターバレル。当然フルサイズです。ハイダーとリングとバレルの3点で構成されています。


ガスシリンダーの先端をレンチで回すとパーツが外れるので、あとはロックしているイモネジを数箇所外すとフロント周りは分解できます。


で、組み上がったのでバイポットと中華リューポルドM3タイプスコープを載っけて完成! うん、やっぱりEBRはかっこいい。2年も寝かしておいてゴメンなさいですね。これから6kg担いでがんばりますよ。


やっと復活させたEBR。なんせ中身はマルイなので精度は抜群です。壊れてもマルイのパーツ流通量なら問題なしですがストック周りは替えがきかないので大事にしたいところです。

ところで最近ショップでマルイの純正パーツの取り扱いが少なくなった気がします。そこいくと川越のケイホビーは純正パーツが豊富で素敵です。大宮のタムタムは純正パーツの取り扱いがなくなったのでもう役立たずですw ちょっと遠くてもケイホビーまで足を伸ばしますね。今まで頼りにしていた赤風呂の純正パーツコーナーもさみしくなってイマイチです。システムに至ってはまったく用意がなく愕然とします。やっぱり純正パーツは基本中の基本。数百円のパーツを買いに行くだけでも足を伸ばしますので、ついでのBB弾とかガスとか買いますよ。これがあるとないとでは通う頻度にもかなり差が出ます。ショップのみなさん、純正パーツを進んで取り寄せましょうw

まぁ愚痴っぽいことも言いましたが、今後のゲームでぼくの銃だって役に立つことを教えてやるぜ! では、ノシ






Yahoo! Auctions【M14 EBR】関連



  


Posted by Saga  at 00:40Comments(0)M14 EBR